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眼鏡屋さんの理想の眼

こんにちは。よしかわや眼鏡舗です。
皆さんは近視、遠視、乱視、老眼などどんな眼ですか?
私は小学校3年生から眼鏡を掛け始め、親譲り・兄弟もそろって強度近視です。やはり度が強いと眼鏡を掛けると眼が小さく見えるので、もっと眼が良かったら色んな眼鏡が選べたのになぁとか、眼鏡のいらない生活にも憧れを感じます。
眼鏡屋さんのスタッフ間の会話で、「理想の度数ってどのくらい?」なんて話題もあるあるなのですが、皆さんはどうでしょう?
やはり眼鏡がなくても遠くがばっちり見える±0.00が理想ですか?
私が10年以上眼鏡店で働いてきて、以前はチェーン店におりましたので、色んな人と一緒に眼鏡の仕事をしてきましたが、この話題で±0.00が理想と答える眼鏡店スタッフはけっこう少ないです。
では、眼鏡店スタッフの理想は何なのか?
スタッフが口をそろえて言うのは、ずばり-2.00~-3.00ぐらいの近視です!
理由を尋ねると老眼になった時に眼鏡を外せば見えるのが楽だから。
例えば-2.50の近視の人が60才になり+2.50ほどの老眼であれば-2.50+(+2.50)=±0.00で近くを見る時ちょうど眼鏡なしで快適に近くが見えるわけです。
±0.00の眼が良い人は60才で+2.50の老眼になると、±0.00 +(+2.50)= +2.50で+2.50の眼鏡を掛けないと近くが見えません。
強度近視の私の場合は、-8.00 +(+2.50)= -5.50で近くを見るには少し弱めの眼鏡が必要。
また遠視の人は遠視度数は+なので遠視度数 +2.50とより強い度数の老眼鏡が必要になるんです。
眼の良い人は遠くがすっきり見える代わりに老眼になると老眼に悩まされますが、 -2.00~-3.00ぐらいの近視の人は遠くを見る時に眼鏡が必要だけど近くは眼鏡を外せばOKということです。
どちらが良いかというと意見が分かれるところかと思いますが、1日の大半を室内で過ごすなら裸眼で手元が見えていた方が楽な気がしますし、お化粧もしやすいですね。
あとは長年色んな方の視力測定をしてきて感じるのは、10代20代の若い時は近視が進む方が多く、30代40代は安定期、50代以降年齢とともに近視が弱くなったり逆に眼の良かった人や遠視の人は遠視の度数が強くなっていく傾向があります。
今まで眼がずっと良かったのに50過ぎから眼鏡がないと遠くも近くも見えない、という遠視化の人も少なくないです。
そういった視力測定の経験から、眼が良いよりもほどほどの近視の方が理想的と感じる眼鏡店スタッフが多いのでしょう。
あとはほど良く近視で眼鏡が必要な方が、眼鏡店で働く者として、色んな眼鏡を自身が掛けて楽しめますしね。
白内障で眼内レンズを入れる際にも遠くにピントを合わせるか、近くにピントを合わせるか、眼の状態によって選択できることもあります。生活スタイルに合わせて選べば良いとは思いますが、やはりそれぞれのメリットデメリットを知っておく必要があります。