インフォメーション
強度近視でも綺麗な眼鏡できます!
こんにちは。
私事ですが、先日新しい眼鏡を作りました。
眼鏡屋さんのお仕事をしているのに、実はコンタクトの日が多い私。
-8.00Dと強度の近視なので眼鏡はレンズが分厚くて、眼鏡を掛けると周りの人に「度数、強いんだね」と言われるのは学生の頃からでした。
この度数なら、レンズが厚くて、眼が小さく見えて、顔の輪郭が凹んで見えるのは、仕方ないことと思っていました。
ところが、先日作った眼鏡を初めて掛けた日に、家に帰ってきた家族に見せたところ、
「度なしの眼鏡してるかと思った」
と言われたのです。確かに出来上がった眼鏡を見て、自分でも今までで一番厚みが目立たず、綺麗に出来た!と喜んでいたのですが、家族からのその一言がますます嬉しくお気に入りの眼鏡になりました!
上の画像が以前の眼鏡、下の画像が新しく作った眼鏡です。
この2つは同じ度数、同じ素材(屈折率)のレンズを使用しています。
フレームのリムの厚みは2つともほぼ同じなのですが、こう横から見てみると、厚みの違いは一目瞭然!
新しい方の眼鏡は少しリムからはみ出ている程度なので、度数が強い印象を与えません。
今度は正面から見てみます。
顔の輪郭の凹み具合に注目すると、画像上(以前の眼鏡)は実際の顔の輪郭と眼鏡の部分の顔の輪郭に大きく段差が出来ています。
画像下(新しい眼鏡)は輪郭の段差はあるものの目立ちにくくなっているかと思います。
強度数でも綺麗に仕上げるコツは色々あるのですが一番はフレームのサイズ感!
やはり小ぶりな眼鏡の方がレンズが薄くなるのですが、小さければそれで良いというわけではなく、黒目の位置がどこに来るか(瞳孔間距離=PD)によっても変わってきますので、同じ度数でも顔が違えばお勧めの眼鏡は変わってきます。
黒目の位置のベストバランスについては過去の「眼鏡のサイズの見方https://yoshikawaya.co.jp/cat_info/240205/」という記事で詳しく書いています。)
フレームを選ぶ時に強度の厚みを隠すためにプラスチックの厚みのあるフレームを眼鏡店で薦められるというのも、よくあることなんですが、私は細いフレームの方が好みなので、こういったメタルの細いフレームを選ぶことが多いです。
強度近視だからメタルフレームを選べない、と思っている方も多いはず…!
ですが仕上がりの綺麗さを考慮してフレームを選べば、レンズの厚みも目立たず、眼も小さく見えない、輪郭の凹みも少ない眼鏡が仕上がります。
度なしで試着した時のイメージとかけ離れていると、なんか似合ってない、掛けたくない、となってしまいますが、サイズが合っていると顔全体のバランスも良く、仕上がりが綺麗だと眼鏡を掛けるのが楽しくなりますよ!
強度近視でお悩みの方はぜひご相談ください。一緒によく似合う、綺麗に仕上がる眼鏡を探しましょう。