光と睡眠の関係

こんにちは。よしかわや眼鏡舗です。

みなさんは夜、寝つきが悪かったり、睡眠が浅いと感じることはありませんか？
よくブルーライトが睡眠に影響すると言われていますが、私も夜ご飯を食べた後、テレビを見てスマホを見て、とついつい寝る直前まで液晶画面を見てしまいます。

ブルーライトは眼に良くない！とブルーライトカットのレンズが定着して長くなりますが、そもそもブルーライトとは何か？
液晶画面の光やLEDなど人工的な光がブルーカットというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、ブルーライトとは可視光線に含まれている青色光のことで、太陽光にもブルーライトは含まれます。可視光線の中で青色光が最も紫外線に近い波長で強いエネルギーを持っていると言われています。

私たちの体は朝起きて、ブルーライトを含む太陽光を浴びることで、日中の活動状態に切り替わります。ブルーライトを取り込むと14～16時間後に「メラトニン」というホルモンが脳から分泌されます。朝起きて太陽光を浴びれば、夜メラトニンが分泌され、体温や血圧を下げ、リラックスモードになり、睡眠を促します。
しかし、夜遅くまでスマホやパソコンを見ていると、画面から発せられるブルーライトが眼を刺激して、脳が昼の状態が続いていると認識して、メラトニンの分泌を抑制してしまいます。
スマホやパソコンをまったくやめるのは難しいですが、寝る前の二時間は意識的に減らすだけで、睡眠の質の改善が期待できるようです。

以前テレビで見たのですが、海外の人たちは睡眠のために、夜ご飯を食べた後から部屋の光量を絞って薄暗い部屋で過ごすそうです。だから、日本へ旅行に来た外国人にとって日本のホテルの部屋は明るすぎるんだとか。
明るい部屋で過ごすことに慣れてる私にとっては国内のホテルの照明ですら、暗く感じてしまって、もっとどこかに電気のスイッチないのかな？といつも部屋中探してしまうんですけどね。

気持ちよく眠る為に、朝太陽光を浴びて、夜は光の量を調節することで体内時計を正しく保つことができます。
夜ぐっすり寝て、朝は気持ちよく起きるために、夜のブルーライトはほどほどに！