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眼も紫外線対策を!

こんにちは。よしかわや眼鏡舗の大岡です。


7月になり夏本番!今年は梅雨明けも早く6月で既に酷暑!
この暑さが2,3か月続くのかと思うとウンザリしてしまいますね。。。
もちろん、紫外線対策や熱中症対策など皆さんされていると思いますが、実は眼も紫外線対策が必要なんです!
今日は紫外線が眼に与える影響などをお話ししたいと思います。

紫外線が原因と考えられる目の疾患には、雪眼炎(雪眼)、翼状片、白内障、加齢性黄斑変性症などが挙げられます。
白内障や黄斑変性って年を取るとなるものじゃないの?と思われるかもしれませんが、紫外線を多く浴びた人の方が発症率が高いと言われています。
一生涯で浴びる紫外線量の大半は、18歳までに浴び、子供の頃に浴びた紫外線は、大人になってから皮膚がんや白内障などの眼病を発症する可能性を高める、と言われているため、子供の頃からの紫外線対策が重要です。

眼の紫外線対策には、帽子や日傘、UVカット機能の付いた眼鏡やサングラス、コンタクトレンズがおすすめです。

UVカットのコンタクトレンズは黒目に密着するため紫外線対策に効果的と考えられています。

UVカットの眼鏡やサングラスはフレームと顔の隙間から紫外線が入ってしまうこともあるので、なるべく隙間を作らないものがより安心です。

濃い色のサングラスの方がUVカットの効果が高いような気がするかもしれませんが、実は色の濃さとUVカット率は関係がありません。
サングラスは色がついたレンズで眩しさから眼を守るものであり、雑貨感覚のサングラスだとUVカットが備わっていない場合もあります。
透明なレンズでもUVカット効果がついたものであれば、紫外線から眼を守ることができるので、サングラスに抵抗がある方や、行楽だけでなく日頃から紫外線対策したい方には、透明なUVカットレンズがおすすめです。

またテレビ番組等で色の濃いサングラスは良くない、と聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
これは必ずしも濃い色のサングラスが悪いのではなく、UVカットが備わっていない場合です。
人間の眼は暗いところでは瞳孔が開き、より多くの光を取り込む仕組みになっていますので、UVカットが備わっていない濃いサングラスを強い日差しの下でかけると、瞳孔が開き、結果多くの紫外線を眼に取り込んでしまいます。
ですから、サングラスを選ぶ際には、「紫外線透過率」「UVカット率」など表示を確認する事が大切です。

さらに眼鏡店でお作りする眼鏡は通常のUVカットレンズから、レンズの裏面もUVカットできるレンズへグレードアップする事もできます。
実は一般的なUVカットとはレンズの表面だけ。
裏面もUVカットする事で、眼鏡と顔の隙間から入り、反射して眼に入る紫外線までカットする事ができます。

今回は眼と紫外線について書かせていただきました。
眼病予防や美肌のためにも紫外線対策は欠かせませんね。
UVカット眼鏡やサングラス、日焼け対策グッズを活用して夏を乗り切りましょう。
暑い日が続きますので、お身体には気を付けてお過ごしください。

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