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夏に多い!?レンズのヒビ割れ
こんにちは。よしかわや眼鏡舗の大岡です。
夏休み!ですね。
皆様は夏休み、お出かけのご予定などありますか?
熱中症に気を付けて夏を楽しみまょう!
そして夏の暑さに気を付けなければいけないのは人間だけではありません。
実は眼鏡やサングラスも暑さ(熱さ)に弱いこと、ご存知でしょうか。
今回お伝えしたいのはレンズの熱クラックについてです。
こちらの写真のように、レンズの表面にシワが寄ったような、ヒビが入ったような状態を「クラック」と言います。
熱によるクラックは60度以上の高温になると起こり得ます。
そもそも、なぜクラックが起こるのか、ですが、プラスチックレンズには、表面に何層かのコーティングが施されています。このコーティングのおかげで反射防止や撥水などの機能が付いているのですが、熱が加わるとレンズ基材は膨張するのに対し、コーティングはほとんど膨張しないために基材の膨張に耐え切れずひび割れしてしまいます。
炎天下の車内に眼鏡を置いておくと、たとえ数十分でもクラックが起こる可能性があります。
外は35度くらいでも、車内はハンドルが握れないぐらい熱くなりますよね。眼鏡を保管しがちなダッシュボードも同様にかなり高温になっています。
買ったばかりの新しい眼鏡だとしても熱に強くはないので、車内での保管、置忘れには気を付けていただきたいです。
他にも焼肉やバーベキュー、サウナ、ドライヤーの熱なども注意が必要です。
温泉やサウナなどでクラックを防止するため眼鏡を取ると見えなくて不安という方は、ぜひ家で眠っている旧眼鏡を温泉用に持って行ってくださいね。
暑さ(熱さ)に注意して眼鏡を大切に、また夏バテや熱中症にもお気を付けてお過ごしください。