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眼が小さく見えない眼鏡選び

メリークリスマス!よしかわや眼鏡舗の大岡です。
サンタさんは来ましたか?素敵なクリスマスをお過ごしください。

今日のテーマは近視の眼鏡女子のお悩み、眼鏡で眼が小さく見える!です。(ごめんなさい、女子と言いながら画像が男性でした。笑)
私も小学校3年生の頃から近視になり、視力0.03の強度近視です。
やっぱり眼鏡を掛ける時に気になるのが、眼が小さく見えてしまうことです。少しでも眼を大きく、可愛く見せたいものです。

眼が小さく見えてしまう原因は近視を矯正する凹レンズ。
遠視の人は逆に凸レンズによって矯正するので、虫眼鏡のように眼が大きく見えます。
近視矯正に用いる凹レンズは、レンズの中央が薄く、外側になるほど厚くなる、いわゆるビン底眼鏡です。
私は-8.00の近視なのですが、このぐらいの度数の眼鏡を掛けると、実は10%以上も縮小して見えるんです。
正直に言いますと、強度の近視では実物と同じ眼の大きさに見せることは不可能です。
ただし、眼鏡の選び方によって、眼が小さくなるのが気になりにくくすることは可能です。

たとえばこちらの画像。円の中の●はどちらが大きく見えますか?
右の方が大きくみえるような、、、気がしますよね。
これは目の錯覚、錯視を利用したもので実は●の大きさは同じなんです。●を囲む円の大きさが違うために●の大きさが違って感じます。
では、この●が眼で、外側の円がフレームだとしたら。
大きすぎる眼鏡だと眼が小さく見えてしまうということです。

また頂間距離も重要です。
頂間距離とは眼からレンズまでの距離のことを指します。
眼とレンズの間が開きすぎていると眼が小さく見えてしまいます。
また、頂間距離が開きすぎると眼が小さく見えるだけでなく、レンズの度数の効果が弱く感じたり、ふわふわするような違和感を感じやすくなります。
逆に頂間距離が近すぎて、まつ毛が当たったりするのも適切ではありません。
フレームの種類やフィッティングによっても頂間距離は変わってくるので、適切な調整が必要です。

主に眼の大きさに影響するのがこのフレームの大きさと頂間距離ですが、少しでも眼を大きく見せるために、極端なフレーム選びをしてしまうのも良くありません。
顔の大きさに合っていなかったり、黒目がレンズの中央に合っていないと似合わない眼鏡になってしまいます。
よしかわや眼鏡舗では、一緒にフレーム選びのお手伝いをさせていただきますので、お悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

今年もあと数日、あっという間に2022年も終わってしまいそうですね。2022年のお役立ち情報も今回が最後です。また2023年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。

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