インフォメーション

プラスチック?ガラス?

こんにちは。
今日はプラスチックレンズとガラスレンズについての比較です。

たまにお客様から「私の眼鏡はプラスチックレンズなの?ガラスなの?」と聞かれることがあります。毎日眼鏡を使っていても、あまり考えたことがなかったから知らない!という方もけっこう多いようです。

実は今販売されている眼鏡はほとんどプラスチックレンズです。
ガラスのレンズはお店でも月に一組売れるぐらいで、99%プラスチックレンズなんじゃないかという感覚です。
それでもガラスにこだわって使い続けている方もいらっしゃいます。
では、プラスチックとガラスの違いは何なのでしょうか、メリットとデメリットをまとめてみました。

プラスチックレンズのメリット
・軽い
・割れにくい
・コーティングや性能の種類が豊富
・カラー染色が豊富
・ほとんどのフレームに対応
・ガラスレンズに比べ安価

プラスチックレンズのデメリット
・傷つきやすい
・熱に弱い


ガラスレンズのメリット
・傷つきにくい
・熱に強い
・高屈折で薄くできる
・透明度が高く見え方がクリア

ガラスレンズのデメリット
・重い
・落とすと割れることがある
・フレームの選択に制約がある


このように同じ眼鏡のレンズでも特徴は全然違います。
1%のガラスレンズ派の方がガラスを選ぶ理由は
・強度近視で少しでもレンズを薄くしたい
・火を扱う仕事(飲食、溶接など)をしている
・プラスチックは傷ですぐ寿命が来てしまう
という理由が多いように感じます。
ただし、ガラスレンズはプラスチックの倍ほどの重さになります。重量のあるレンズを支えるにはフレームもしっかりしたものを選ばなければなりません。軽量フレームは重いレンズを入れると重心が鼻にかかるため不向きですし、フチなしフレームはガラスレンズでは加工ができません。

プラスチックレンズは傷のつきやすさ、熱への弱さから、ガラスと比べ寿命が短いですが、ガラスレンズの時のようなフレーム選択の制約はありません。
小さいお子さんですと、買ってから半年もたたないうちにレンズが傷だらけになっていることが多いですが、それでもやはり転んだり踏んだりしてもよっぽどガラスのように割れてしまうことはほとんどないので、安全性の面でもプラスチックをおすすめしています。

それぞれに良いところ・悪いところがあるので、必ずしもこっちが正解というのはありません。特徴を理解した上で、用途やこだわりに合わせて選んでいただければと思います。

こどもめがね こどもめがね