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こどもの視力

こんにちは。今日はこどもの日です。
子どもたちみんなが、元気で幸せに育ちますように。

4月が終わり、ゴールデンウィーク真っ只中ですが、子供達も新しい環境に慣れてきた頃。4月の健康診断の結果を受けて、眼科に行かなきゃ、歯医者に行かなきゃ、とお考えのお母様方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「情報は8割が眼から」といわれるように、見ることで形、色、明るさを感じ取ったり、見て得た情報をもとに楽しいとか綺麗と感じたり、時には危険を感じます。「よく見える」ことで、子供たちがより色んなことを感じ取ったり、勉強に集中できるようになったりします。
お子様の視力がB(0.7~0.9)やC(0.3~0.6)の判定でも、まだ大丈夫と自己判断せず、眼科受診されることをおすすめします。

学生の視力低下は、スマホやタブレットの使用が増えたことで、昔よりも増えていると言われています。長時間、近づいて画面を見ることが、近視の進行や眼精疲労につながります。
さらに近づいて見ると、寄り眼の状態が長く続くため、眼を内側に寄せる筋肉「内直筋」の力が強くなり、寄り眼が戻らない「内斜視」になってしまうことがあります。
机の上で読み書きするときに近づくのが癖になっていたり、寝転がって見ると20㎝以下になってしまいます。
30㎝くらいを目安に離れて、長時間見続けることは避けましょう。(私が小学生の時は先生が授業中30㎝物差しを持って回ってきて、物差しで測られて、30㎝以内だと物差しで背中をぺしっ!とされました。時代感じます。)

また、学生の視力低下=近視のイメージがありますが、小学生では遠視にも注意です。遠視だと、遠くを見る視力は良いため気づきにくいのですが、近くを見ると時に、ピントを合わせる調節力を使いすぎるために、眼が疲れやすかったり、集中力が続かないことがあります。
視力に問題がなくても、読書を嫌がったり、頭が痛くなることが多い、などあれば、専門家に見てもらうと良いでしょう。


毎年の健康診断が視力の変化に気づく良い機会でもあります。色んな情報を見て色んなことを感じて吸収しなければならない学生時代だからこそ、「よく見える」ことが大切です。
眼を細めたり、近づいて見るなど、のサインに気づいてお子様の眼の状態を知っておくようにしましょう。

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